ブログ 作成してみましょう!Top >  ブログ関連書籍 >  ウェブは資本主義を超える 「池田信夫ブログ」集成


ウェブは資本主義を超える 「池田信夫ブログ」集成

ウェブは資本主義を超える 「池田信夫ブログ」集成

池田 信夫

ウェブは資本主義を超える 「池田信夫ブログ」集成

定価: ¥ 1,785

販売価格: ¥ 1,785

人気ランキング: 12202位

おすすめ度:

発売日: 2007-06-21

発売元: 日経BP社

発送可能時期: 通常24時間以内に発送



力作
官僚/経済界などのプラットフォームの弊害に言及しつつ、国内の

「通信、IT、ネット事業、テレビ、新聞、ネットメディア」分野

が持つ課題を浮き彫りにする。

著者は高い視点から情報通信メディア産業界の旬な課題を詳細具体

的に斬る。業界に身を置く者としては痛快だ。



冒頭に列記した各情報通信メディア産業界は、これまでは全く

別の業界であり、お互い関心も無かった。

しかし、インターネットの影響度が増すにつれ、お互いの存在

を無視できなくなりつつあるらしい。そこが著者や佐々木俊尚

氏の存在価値が高まる所以。



情報通信メディア産業の革新は世界規模で進んでいるが、日本

では内需産業。本書中で取り上げている携帯電話事業に限らず、

日本の情報通信メディア産業界は国内しか見ない。

「内需」が前提ならば、企業にとっては「日本型"システム" by

カレル・ヴァン・ウォルフレン」に寄り添った戦略がベスト。



既得権益を有する既存プレイヤーが最も恐れるのは、イノ

ベーションだ。特に巨大な利権を国から付与されている新聞、

テレビ、(その上に乗っかった)広告会社、通信の雄はイノベ

ーションを全力で潰す。



IT事業者は閉ざされた国内企業の顧客獲得、規模拡大競争に

躍起だ。

ネット事業者が狙うのは、せいぜい国内企業からの広告費のお

こぼれに留まる。



著者はそんな業界を、バッサバッサと斬り続ける。



著者は情報通信メディア産業界"システム"の中核たるNHKを退

職し、現在は大学教授。"システム"の外側からさらに意見を述

べやすくなったのだろうが、その一方で主体者として"システム"

の改革ができなくなったことはどう整理しているのだろうか?



多くの現役労働者は本書を読んで「そうだよな」と溜飲を下げ

つつ、今日も「文学部唯野教授」の世界に生きる。



結論。関連業界人は、恥ずかしい思いをしないためにも、本書

の知識レベルは最低限必要。

鋭い知性で現在を斬る
 最初から単行本として企画されたものではなく、ブログの集大成であるが、質量とも遜色なく仕上がっているのはさすがという他はない。

 

 著者は元NHKプロデューサーであり、政府の外郭団体にも参加されているゆえ、その知見は幅広い。メディアのあり方、IT環境の問題点、政府主導の産業振興がいかに失敗してきたか、など現代社会を考える上で考えさせられるものばかりだ。巻末の書評も大変参考になった。



 「フラット革命/佐々木俊尚」「インターネットは「僕ら」を幸せにしたか?/森健」などに興味を持った方にはオススメ。



 

■カバー範囲の広さ、議論の緻密さ、鋭さ に脱帽です。
・本書のカバーしているテーマは非常に広範囲で、

 各課題について、本質の抽出とその原因分析

 本来あるべき姿の提示など、論理に説得力があります。

・このような方がブログで持論を展開され、それを一般庶民である私たちが

 即共有できる。すごい時代になってきたものです。

・展開されている範囲が多岐に渡っている為、私の書評では要約しきれませんが。

・個人的に「誰かここを指摘してくれ!」と以前から思っていたことを

 ズバリ斬って下さり、すっきりした部分がありましたのでそこを。

・”過剰なセキュリティ要求が「ITゼネコン」を太らせる”の項です。

 ?住基ネットのデータは全国民分で10GBほど、

  圧縮すればCD?ROM1枚に入るほんの僅かなデータに400億円も

  注ぎ込み、24時間交代の警備という多大なランニングコストをかけている。

 ?この例からも分かるように

  情報セキュリティ分野は費用対効果の評価が最も歪んでいる分野である。

  (ITゼネコンから見れば”濡れ手に粟”ということだ。)

  本来、どういうリスクをどれくらい減らすか、その為にコストは

  どの程度かけるべきかを冷静に評価すべきだが、それが成されていない、と。

 ?「万一、事故が起きたら大変ですよ」というITゼネコン=

  大手6社(ex.NTTデータ、NRIなど)の脅し をそのまま丸飲みし

  過剰なセキュリティ要件から「特注」の大型機と専用線を発注してしまうと。

 ?その問題は発注する行政側がリテラリーが低すぎることにある。

  (ITゼネコンは税金から暴利を貪っているがそのモラルは

   追求しても仕方ない、とする立場)

 ?またその背景に、櫻井よしこが住基ネットで展開したような

  ヒステリックな反対運動も影響している とも書かれている。

→全くその通りだと思う。

 対処方法は一つしかなく、国民が賢くなること。

 (その為にもメディアが冷静に報道することを切に望みます。)

関連エントリー

Edit

ブログ 作成してみましょう!Top >  ブログ関連書籍 >  ウェブは資本主義を超える 「池田信夫ブログ」集成

Google